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採用情報

三好 邦彦

社員インタビュー

圧倒的な「現場との近さ」を武器に。
技術の“出口”を探求し、製造業の課題に挑む組織へ

R&D本部
AI Development 責任者

2024年入社

東京オフィス

三好 邦彦

新卒で精密機器メーカーのR&D部門に入社し、組み込みソフトウェア開発に従事。その後、国内有数のAIベンチャーで製造業向けソリューションの立ち上げなどを経験し、数社を経てPhoxterへ転職。現在はAI Developmentの責任者として、画像検査用コントローラーを中心にAIを活用したソリューションのソフトウェア開発を牽引している。

これまでのキャリアについて教えてください

新卒で精密機器メーカーのR&D部門に入社し、プリンタやカメラの中で動く組み込みソフトウェアの開発からキャリアをスタートしました。資源に制約のあるローリソースな環境に、いかにソフトウェアを落とし込むかというパズルを解くような仕事が私の原点です。

また、新人の工場実習で目視検査員として現場に張り付き、外観検査を経験しました。何万個という部品をひたすら目で見て判断し、不良品を見落とすと後工程での手戻りにつながるプレッシャーの中での作業でした。同じものを触り続けるため、1週間で手袋がすり切れて破れてしまうほどで、この時の経験が今の仕事につながる大きな原体験になっています。

本業の傍ら、趣味でWebアプリの開発も行っていました。当時、組み込み開発とWebを繋ぐ「データの可視化」を猛勉強し、地元・北海道のオープンデータを使ったコンテストに出場したところ入賞することができ、それが大きな転機になりました。 その後、国内有数の某AIベンチャーに転職しました。そこでは最先端の技術を扱うリサーチャーのための社内ツール開発やデータ整備を一手に担い、さらに製造業向けソリューションの新規事業立ち上げまで幅広く経験しました。

Phoxterへ入社した決め手は何でしたか?

Phoxterとは、そのAIベンチャー時代にビジネスパートナーとして出会い、社長の園田さんをはじめ経営層とは信頼関係がありました。AIベンチャーを退職し、別の会社で働いている時に、園田さんから声をかけてもらったのです。その際、園田さんから改めて「我々はただの商社じゃない、技術商社だ」と言われ、以前から魅力に感じていた技術への強いこだわりと泥臭く売り切る力に強く共感しました。「もう一度、製造業向けのソリューションで面白いことができそうだ」と意気投合し、入社に至っています。

現在の具体的な仕事内容について教えてください。

現在は、画像検査のための汎用コントローラーにおける制御ソフトウェアの開発を担当しています。実際にはWindowsアプリがベースになりますが、周辺のデータ処理プラットフォームの制御なども行っています。 潤沢な計算資源を使えるクラウド開発とは違い、検査機器はオフラインの現場で10年間稼働し続けるシステムです。そうした制約のある中でどれくらいの比率で新しい技術を取り入れ、他社がやらないアプローチでどう新しい価値を生み出すかという、非常に難しくも面白い開発を行っています。

開発チームは、どんなメンバーですか?

情報工学系だけでなく機械系の出身者や、全く違う業界でクラウド開発を経験してきたメンバーなど、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。

私自身、後戻りできない古典的な「ウォーターフォール開発」と、人間が有機的に動く「アジャイル開発」の両方の組織哲学に挟まれながら、組織論を深く考えさせられた時期が過去にありました。その経験も活かし、画一的な進め方ではなく、それぞれの得意分野や個性を相対的に測りながら役割を分担しています。専門性の壁を壊しながらお互いに知見を持ち寄ってスキルアップしていくという仕事スタイルが根付いていますね。

当社での仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

開発したものがすぐにお客様に届き、ダイレクトに反応を感じられるところが一番のやりがいです。実はキャリアの最初の方では、お客様の反応を知るために外に出ようとすると「余計なことをするな」と煙たがられることもありました。しかし今の会社ではそれがむしろ歓迎され、顧客と非常に近い距離で開発できるという違いがあります。

いろんな会社の開発部門を経験された三好さんから見て、当社のビジネスモデルの強みは何でしょうか?

一般的なAI系スタートアップは、ソフトウェアをきれいに作ることにこだわりすぎて「売るノウハウ」を持っていないことが多いです。製造業向けは営業のリードタイムが半年から1年と長く、終わりのない無償の検証(PoC)を繰り返して資金が尽きるケースも数多くあります。

しかし当社は、作ってから市場を探すのではなく、まずは泥臭く売り切って現場のノウハウを集め、事業を拡大してきたプロセスが最大の強みです。不確実性の高い業界で、これだけコンスタントに売り歩いて成長できているのは稀有だと思います。

開発環境や組織体制については、他社とどのような違いがありますか?

一定の企業規模にもかかわらず、組織のレイヤーが無駄に多くない点が非常に珍しい強みです。通常、この規模になればレイヤーを増やして縦割り組織にしていくのが普通であり、結果として営業や顧客と開発の間に大きな断絶が起きてしまいます。 しかし当社は、顧客との間に1レイヤーあるかないかという距離感で、開発機能を内製化して、直接顧客に販売する体制を維持しています。作って終わりではなく、営業が引き出した現場のリアルな声を直接開発に活かせるため、お客様からの継続的なリピート発注に繋がっています。

競合他社と比較した際の、「製品そのものの強み」についてはいかがですか?

最大の強みは、お客様にとって「手がかからない」商材である点です。他社の場合、ソフトウェアだけを切り売りして、運用は顧客側に丸投げになってしまうことがよくあります。しかし当社は、産業用PCと光学機器をセットで提供し、設置のコンサルティングから立ち上げまで一貫して伴走します。

また、ライセンスが細分化されておらず、必要な機能がドーンとシンプルに使える点も好評です。さらに、立ち上げの際に、お客様ご自身で運用できるような仕組み(トリガー)を仕込んでおくことで、2台目、3台目と横展開していただく際にもスムーズに性能循環が回るようになっています。

最後に、三好さんのエンジニアとしてのスタンスや、今後の思いを教えてください。

振り返ると、私は「自分の手を動かして何かを変えたり、良くしたりできる『出口』をひたすら探している」というのが行動パターンとしてあります。ただソフトウェアをきれいに作るだけでなく、それが現場でどう使われ、どんな価値を生むのか。 私自身、お客様の反応をダイレクトに感じながら、泥臭く技術を社会実装していく環境を求めてきましたし、当社にはそれがあります。

技術を使って現場の本質的な課題解決に挑みたいという方にとっては、当社の「技術商社」という環境は非常に面白い挑戦の場になるはずです。

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